マウスやラットのくしゃみはセンダイウイルスによる感染症かも!?

 

飼っているマウスやラットが頻繁にくしゃみをしていることありませんか?

 

急にくしゃみをし始めた

餌を食べなくなり、呼吸が荒い

 

などの症状がある場合は、もしかしたらセンダイウイルスに感染していることが原因かもしれません。

 

今回は、マウスやラットに多いセンダイウイルスによる呼吸器感染症についてまとめました。

 

[ad]

 

 

スポンサーリンク

センダイウイルスとは

 

 

ウイルスの1種で、マウスやラットだけでなく、モルモット・ウサギ・フェレットなどにも感染します。

 

センダイウイルスは鼻汁と共に体外に排出され、他の個体に移っていきます。

 

感染力が非常に強いため、瞬く間に集団全体に蔓延してしまいます。

 

また、マウス間だけ、ラット間だけでなく、マウスからラットへなど、違う動物種間での感染も起こることが、センダイウイルスが広がりやすい原因でもあります。

 

 

センダイウイルスによる呼吸器感染症の症状

 

マウスのセンダイウイルスによる症状

 

マウスでは、感染して数日で以下のような症状が出ます。

 

食欲が落ちる

毛が立つ

呼吸が荒くなる

異常な呼吸音を出す

 

くしゃみをしていても鼻水は多くない場合もあります。

 

マウスの場合は症状が重く、特にベビーなどの弱い個体では感染して1週間から10日以内に亡くなることもあります。

 

体力のある大人のマウスでは、感染しても症状が出ない場合も多々あります。

発症したとしても、大人のマウスは症状が軽く、そのまま治癒することが多いです。

 

ただし、ヌードマウスでは、体内にセンダイウイルスを持ち続けて慢性化して死に至ることもあります

 

また、感染により、発育不良や子喰い、妊娠率の低下などが起こることも知られています。

 

 

ラットのセンダイウイルスによる症状

 

症状はマウスと同じです。

 

しかし、ラットの場合は無症状のことも多いとされています。

 

 

モルモット・ハムスター・ウサギの症状

 

モルモットやハムスター、ウサギでは、センダイウイルスに感染しても症状が出ることはほとんどありません。

 

ですが、ウイルスを持った状態ですので、マウスやラットにうつる可能性があります。両方飼っている場合は注意が必要です。

 

 

センダイウイルス感染の治療

 

センダイウイルスに対する治療法はなく、呼吸器症状への対症療法のみとなります。

例えば、抗菌薬投与ネブライザー療法が挙げられます。

 

抗菌薬(抗生物質)投与

 

センダイウイルス感染により弱った状態だと、細菌感染を併発しやすいため、予防の目的で抗菌薬を投与します。

小動物では、シロップ状の経口薬として与えることが多いです。

比較的症状が軽い場合に行われます。

 

通常、1週間程度続けますが、飼い主が自分で出来るので通院の必要はありません。

 

 

ネブライザー療法

 

超音波式ネブライザーという機械を使って、呼吸器症状を和らげる治療です。

薬などを霧状にして吸入させることで、薬が肺の奥へ届きやすくなります。

症状が重い場合に行われる治療方法です。

 

こちらは、動物病院での治療になりますので、通院が必要です。

おおよそ2〜3日に1度の通院となるでしょう。

 

 

 

まとめ

 

マウスやラットでは、センダイウイルス感染は珍しいことではありません。

 

症状が出ていなくても、お迎え直後で環境が変わったり、体調を崩したときにセンダイウイルスが悪さをし始め、呼吸器症状を引き起こすこともあります。

 

くしゃみや食欲が落ちるなどの症状が出たら、なるべく早く動物病院へ連れていきましょう。

特に、ベビーの場合や、呼吸が荒いなど症状が重いときは急を要します。

 

 

また、センダイウイルスは非常に感染力が強いウイルスです。

 

複数のマウスやラットを飼っている場合は、全体に広がってしまう恐れがあるため、症状のある子を隔離する必要があります。

お世話をするときも、症状のある子とその他の子では手洗いをするなどきちんと区切りをつけないといけません。

 

マウスやラットの他に、モルモットやハムスター、ウサギを飼っているときも同様のことが言えます。

しかも、モルモットなどは症状が出ないため、感染しているかどうかは見た目では分かりません。

動物の種類ごとに、手洗いをきちんとしたり、食器など飼育用品を別にするなどの配慮が必要になります。

 

センダイウイルス感染は、元気な個体では問題になることは少ないですが、マウスやラットを飼っている場合は、知っておいた方が良い病気のひとつでしょう。

 

 

最新情報
スポンサーリンク
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。